【バター販売に関するお詫びとお礼】
いつも弘乳舎オンラインショップをご利用いただきありがとうございます。
現在、弘乳舎バターの販売につきまして、多くの皆様にご迷惑をお掛けしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
この場をお借り致しまして、弊社のバター製造について少しご紹介をさせて頂きます。
弘乳舎のバターは九州を中心とした生乳を主原料としておりますが、年間を通して生産量が多い北海道と比較すると、製造に必要な量の生乳を安定して確保することが難しい状況でございます。
特に弊社弘乳舎が立地する九州・熊本においては、生産された生乳は学校給食や家庭用などの「牛乳」としての出荷が第一に求められており、生乳の生産量が飲用としての需要を上回った場合などにおいて、飲用として消費しきれない生乳が「余剰乳」として弊社に運び込まれ、それをバターや脱脂粉乳等へ加工を行わせて頂くという体制となっております。
よって、(自社で生乳の生産を行っていない)弊社のような乳製品の加工に特化したメーカーは、バターの製造に十分な原料を自由に調達できないことから、現在のような品薄の状況にあっても製造数を増やすことができません。
弊社は、バターの製造・販売を行っておりますが、生乳の生産量が需要を上回ってしまう時期に、賞味期限の短い生乳が廃棄されることがないよう、脱脂粉乳やバターなど、賞味期限の長い乳製品として販売できるように加工を行うことで、年間を通じて生産者様が安心して酪農に従事できる持続可能な九州の酪農体制を支える役割の工場でございます。
只今、多くの皆様にご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げますとともに、状況をご理解いただき激励のお言葉をかけていただきました皆様へ心より感謝申し上げます。
至らない点も多々あることと存じますが、弊社商品を楽しみにお待ち頂いておりますお客様、そして酪農に携わる方々に喜んでいただけるよう、バターやアイス等の製品づくりや地域貢献・環境保全のための取り組み、そして、通信販売をはじめとする各種サービスの向上などに取り組んで参りますので、今後も変わらぬご高配を賜れましたら幸いでございます。
何卒、宜しくお願い申し上げます。